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  ■彷徨える賃借人  
   
   
   
   
     
  ■1414 project  
   
 
   
   
 
いよいよ2007年
     
神戸→南森町→駒沢→築地… 居酒屋住宅ができるまで。
1月 IKEA
今年も実家に帰らず、東京でのんびりぐーたら。
が、貧乏性のせいか、のんびりが2日続くと「何かしなくちゃ」と思い始め、1月2日に船橋のIKEAに行ってた。
2年前、オランダに行った時にアムステルダムのIKEAで買物魂を刺激され、
トイレットペーパーホルダーやタオル掛けなどを無目的に買い込んだ。
このたび日本にも店舗ができると聞いて、楽しみにしていた。

実際、なかなかの品揃えだった。
特に金物系がシンプルでよかった。(木系はイマイチだけど。)
午後になると混んでくるので、行かれるなら午前中がお薦め!
あと、車でない方は、でっかいショッピングバッグもお持ちになったほうがよろしいかと!
※レジ前にショッピングバッグが売られていますが。

5月 出動
ある土曜日の午後、消防車がやってきた。
はしご車が2台、その他名前の知らない車が4、5台。
上から覗くと築地、月島、京橋、茅場町、日本橋など、中央区のあらゆる所から集まってきたようだ。
マンション内は一時騒然とした雰囲気。
同じ14階のある部屋が、お風呂の空焚きをやったと管理人さんは苦笑い。
何事もなくてよかったけれど、その後延々と現場検証が続いていた。

6月 「こあがりでおあがり」
ずっと憧れていたこあがりが完成した。
と、ここまで書いて、「どうして私はこあがりに惹かれるのか?」と考えてみたところ、
そのルーツが、テーラーを営んでいた祖父母の家にあることに思いあたった。
祖父母の家は神戸の下町にあって、ひっきりなしにお客さんが出入りする職住一体の住まい。
祖父がミシンを踏んでいるその奥で、祖母が夕飯の支度をしていたり、遊びに行った幼い私をお客さんが相手してくれたりした。
住まいは決して広くはないけれど、作業と接客のための仕事スペースと、そこから1段上がった日常生活のための畳スペースに分かれていて、
住まいの中で、公と私が緩やかにつながっていた。
私が育った家とは違う、街に人に開かれた住まい。
それが、ルーツだ。

私の巣も、玄関代わりの土間(土足)→板の間(椅子座)→こあがり(床座)と1段1段あがっていくことで、
ゆるやかにつながる公私混同空間となり、ますます”築地会”と称する飲み会が楽しくなることを願う。

『つくるたのしみ つかうよろこび 「こあがりで、おあがり」』



6月 こあがりの日常
蓋を閉めれば小上がり
蓋を開ければ棺桶ベッド

7月 オープンハウス
寺林さんと清水さん7月21日 オープンハウス
くもりのちはれ。
午前10時 寺林組到着。

参院選間近のため、選挙カーがかまびすしい。
隅田川には選挙”船”が回遊中。
川沿いのマンションにアピール?

一息ついたところで、こあがりと壁の間に枕棚を取り付ける。(取り付けてもらう。)
テラバヤシ・セッケイ・ジムショ隊は、寺林隊長が見守り、シミズさんが指導し、
ルーキー・コーヤマくんが奮闘する見事なチームプレーを見せてくれた。

枕棚取り付けこの枕棚の材は、贅沢にも栗。
制作は、いわずもがなの真吉さん。
鉋がけでつるつるしっとりに仕上がっていて、ほとんど鏡面仕上げ。
こんないいヤツが枕元に控えていたら、きっといい夢見るだろう。

「枕元を守らせていただきます。」
という真吉さんからのメッセージにじわ〜っと感動。
午後1時、オープンハウス開幕。

開幕早々、次々とご来店。
片手にビールを持って。

開店オープンハウスの案内に「ビールでも飲みながらゆっくり・・・」と書き、
地図には酒の置いているコンビニと酒屋を記しておいたからか、
みなさん「これはビールを持って来い、ということだな」と思われたらしい。
すみません、マッタクその通りです。

そのほかに、有楽町から銀座、築地と歩き、場外市場でお昼を食べてこられた方がいた。
それこそ私が一番お薦めするコース!
すばらしい!

コーヤマくんが 実演写真の奥では、取り外すとベッドが現れるこあがりの床をコーヤマくんが 実演中。

ガイナ天井のおかげで、午後でも明るい。

男前テーブルを囲み、なごやかに歓談中。
8人で囲んでも余裕〜。


共用廊下で和む建築家・戸田さん室内滞在人数が20人を超えると、さすがに人が溢れた。
共用廊下で和む建築家・戸田さん。
東京タワーと聖路加病院をバックにスイカの写真を撮る。





うちへ来たお客さんが、偶然にも同じマンションに知り合いがいるというので、みんなで見せてもらいに行く。
そこは料理教室で、勝鬨橋が見える部屋。東京湾の花火も見えるらしい。
いいなぁ。
同じ建物なのに、まったく異なる雰囲気がすごく面白い。
こんなご近所さんが増えるといいな。
オープンハウス同時開催をやったら面白いだろう。
街頭テレビ
午後7時。
サッカーのアジアカップの中継が始まると、14inchの小さなTVを囲む人々。
二重三重に人垣ができ、熱気・歓声・悲鳴・怒号がうずまく。
ここは街頭テレビか?


手前のカウンターでは、私を含めサッカーにそんなに興味がない客人が、別の話題で盛り上がっていた。

午後10時30分。
サッカーの興奮が一段落し、みんなで一日を振り返る。
最後は酒もつまみも全然足りなかったが(というか、飲み会ではないんだが)、来てくれた人が楽しそうに過ごしているのを見るのが楽しかった。
次回やるなら、オープンハウスならぬ、オープン築地会かな?

8月 建築家系築地会
8月21日(火)快晴
今日は築地会。
メインは鰹だ。

朝、河岸へ買い出しに行く。
場内を30分歩くだけで汗だく。
鰹1本、鯛尾頭付き、秋刀魚、海老を入手。

午後、場外の八百屋・万英へ。
にんにく、大根、玉葱、水菜、きゅうり、アスパラ、おくら、茗荷など入手。

夕方、仕込み。
大量の食材を前に、段取りを考えて手を動かすのは楽しい。

午後6時、乾杯。

<メニュー>
・鰹 刺身(+にんにく)
・鰹 たたき(+玉葱+茗荷)
・鰹 ヅケ
・鰹 ハラミ香味和え(豆板醤味)
・鯛 カルパッチョ(+水菜+アスパラ)
・鯛 アラ煮
・秋刀魚 塩焼き
・海老とオクラの寒天寄せ 梅風味

(みんなからのお土産)
・Oちゃんの小豆のトマト煮 小豆のほのかな甘さとベーコンの塩気が美味。
・Rさんのお漬物(梅鰹長芋・瓜・かぼちゃ) 梅鰹長芋が特に美味しかった。彩りも美しく。
・O事務所より鮎 久しぶりに食べた鮎!K君の焼き方が上手なのか、いい塩梅。
・O事務所より八丈島の芋焼酎 「鬼ごろし」と「情け島」の2本セットで。
飲み比べをしているうちに、あっというまに空。
・O事務所より自家製ゴーヤ ゴーヤチャンプルーでおいしくいただく。
・O事務所よりハム等各種 プロシュートの塩気が酒を誘う。
・S氏よりラフロイグ10年 カスクトレングスと飲み比べをしているうちに、空に・・・。

その他、大量のビール、ワイン、スパークリングワイン、すいか、お漬物、徳島から送ってもらった柚子など。



昼間は食材でパンパンだった冷蔵庫、今朝はスカスカ。



今回の発見は、鰹のヅケ。
いつもなら刺身で食べつくしてしまうところを、あえてヅケに。
醤油と大蒜がいい具合にしみこんで身が締まって濃厚な味。旨い。
一晩寝かせると、もっと味が馴染んで美味しいらしい。

ハラミ香味和えは、豆鼓醤がなかったため、豆鼓を潰して代用。
豆板醤を入れ過ぎたようでちょっと辛かったが、ハラミの脂分は中華向きかもしれない。
案外キムチで和えてもいいかも。

次回は酒盗に挑戦してみたい。
カモーン、戻り鰹!

11月 ニューフェイス ニューラジアント
建築家・寺林さんの事務所で体験して以来、ずーっと気になっていた足熱暖房。
(株)青木能率研究所がひとつひとつ手づくりしているというもの。
この秋、買うことを決心した直後、ヤフオクに出た。
延長に継ぐ延長となった最後の数十分、熾烈な一騎打ちを制して落札。



輻射熱の素晴らしさを実感する。
昔、大学で習ったはずの室内環境学をおさらいしてみよう。
今までのガスヒーターでは、温風が回るだけで体の中まで温まらなかったが、これは足元からじ〜んわりと暖めてくれる。
しかも天板が熱くならないので、そこに腰掛けることもできる。
昨日はここに足を乗せていたら、すぐに体がホカホカになった。
テーブルの下に入れることもでき、長いテーブルクロスをかければ炬燵にもなる。
が、男前テーブルは無垢の木のため反るかもしれないと言われたので、やめておく。



 
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